【開催報告】音による環世界マニュピレーション年次シンポジウム2025を開催いたしました。
2025年12月20日(土)、昨年に続き青山「月見ル君想フ」を舞台に、当領域の年次シンポジウムを開催いたしました。
40名を超える参加者の皆さまと共に、領域の現在地と未来を共有する濃密な時間となりました。
【発表内容】
● Session #1: Manipulation
・Time Manipulation in XR (S. Fukushima / K. Masai / Y. Honda / H. Auchi)
・Environmental Awareness Through Low-Stress Sound (H. Yano)
・Sound-Based Virtual Force Sensation (D. O. Lopez Tassara / N. Wakatsuki)
● Session #2: Reality
・Sound Trigger to PTSD World (K. Ino)
・Sound Stimulus Generation (Y. Yamauchi)
・Multimodal Interaction (Y. Ban)
● Session #3: Medical Applications
・Musical Therapy (T. Miura / Y. Takahashi)
・Therapists Training Systems (S. Ishikawa)
・Sound Exposure therapy during Sleep (H. Sekiba / M. Sakaguchi)
■ ライブハウスでの試みが、表現者と観客のつながりを深める
ライブパフォーマンスと学術発表を融合させた本シンポジウムのスタイルも、今年で2回目を迎えました。
昨年度の「新しい試み」としての興奮はそのままに、今年はより一層、研究と音響空間が共鳴し合う、非常に密度のある実証の場となりました。
「音による環世界マニピュレーション」という概念が、単なる理論に留まらず、具体的な感覚として参加者一人ひとりの手元に引き寄せられ、共通言語化していく手応えを得ることができました。
■ 加速する学際的コラボレーション
本領域が重視する「分野を超えた越境」についても、昨年度以上に進展が見られました。
休憩時間には、領域の垣根を越えた活発なディスカッションが絶えず、単なる研究の枠を超えて、参加者同士が刺激し合い、共に成長できるコミュニティが形づくられています。
皆さまの積極的な交流により、次なる研究のフェーズへ向けた強力なネットワークが構築されたように感じます。
■ 「学術変革領域研究(A)」への歩み
私たちは今、次なる大きなマイルストーンである「学術変革領域研究(A)」の獲得を見据えています。
この挑戦を実現するために、私たちは独自の鋭い視点を持ち、専門分野の枠を超えた連携をさらに深めていきます。
参画メンバーの皆さんは、ここで得た気づきをぜひ価値ある成果(論文や発表)へとつなげ、私たちの研究の意義を世界に向けて力強く伝えていきましょう。
引き続き、本領域の挑戦にご期待いただくとともに、変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。

【次年度の開催について】
次回のプロジェクト開催日が決定しました。
2026年11月21日(土) 16:40~21:30
※詳細なプログラムや会場については、順次本サイトにてお知らせいたします。
改めて、当日会場に足を運んでくださった皆さま、そして日頃より活動を支えてくださっている皆さまに、厚く御礼申し上げます。
科研費 学術変革領域研究B [音による環世界マニピュレーション] 領域総括 善甫 啓一







